ベースアイテム
皆さん、おはようございます。
風の華です。
今回は、素肌メイクを覗き見して感じのいい感じメイクをする方法を見つけたので紹介しますね。
人気ヘアメイクの仕事道具を覗き見! 混ぜて重ねて、素肌感を生かすベースメイクアイテム。【BACKSTAGE BEAUTY / MACHIKO YANO / vol.1】
ロンドンの大学でメイクを学び、帰国して数年間活動したあと、再びロンドンへ戻って雑誌や広告を中心に活躍しているメイクアップアーティストの矢野真知子さん。ロンドンと東京を行き来するなかで、「メイクでも多様性を表現したいと思うようになった」そうで、幅広いクリエーションが持ち味のひとつ。そんな矢野さんのメイクボックスは、どんなラインナップになっているのか…。今回は、「素肌感を大事にしている」という、肌づくりアイテムにフォーカス! さり気ないカバーの仕方など、ベースメイクのティップスも満載です。
カバー力を調整するために混ぜて使うファンデーション。
肌状態に合わせてファンデーションをカスタマイズすることがよくあるのですが、M・A・Cとエスティ ローダーを混ぜてカバー力やトーンを調整することが多いです。M・A・Cはものすごく薄づきで、ファンデを塗ってる感はまったくなし。スキントーンが均一になるくらいで、仕上がりは限りなく素肌に近いです。なので、素肌っぽいと合わない服やライティングが強いときは、エスティ ローダーをプラス。手の甲で混ぜ合わせて、カバー力を調整します。素肌感のあるベースメイクが好きだし、トレンドでもありますが、肌づくりにもTPOがあってメイク感が必要なこともある。だから、ハイカバーなエスティ ローダーも欠かせない1品です。そして、品のある肌にしたいときは、M・A・CとSUQQUをブレンド。SUQQUも薄づきですがツヤ感が上品で、ツヤがあるのに肌表面はサラッとマットなユニークなテクスチャー。マット感を中和するために、みずみずしいM・A・Cと混ぜ合わせたりもしています。
■エスティ ローダー ダブル ウェア マキシマム カバー メークアップ SPF 15 30ml
■SUQQU ヌード ウェア リクイド EX 210 SPF30・PA+++ 30ml(色番によって、SPF25・PA++のものもあり)
■M・A・C スタジオ フェイス&ボディ ファンデーション 120ml
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素肌感をキープするために使うコンシーラー。
肌のあらをファンデーションで隠そうとすると、厚塗りになりがち。くまやシミ、ニキビ跡など、気になる部分はコンシーラーを使ってピンポイントでカバーし、素肌感を残すようにしています。一番よく使うのは、ローラ メルシエ。オイルフリーだからかテクスチャーが固めなのですが、この固さがいい! ブラシに取って肌にのせたときにベタつかず、繊細なつき方をするところが好きです。少しずつのせてカバー力を足していけるし、崩れにくさも優秀。そして、くま隠しには必ずケサランパサランの2色を。オレンジを先に塗り、薄黄色のヴァニラを重ねてスキントーンに合わせていくと、驚くほど自然にくまがカバーできます。男性のひげ隠しにもおすすめ。青みのある色ムラは反対色のオレンジで隠せることを、このアイテムで知りました。しっかりめに肌をつくるときに使うのは、イヴ・サンローラン。あらを隠すというより光で飛ばす感じで、ハイライトっぽい使い方をします。立体感が出ると同時に、シミやソバカスを自然にカモフラージュ。欠点のない、ちょっとゴージャスな肌に仕上がります。
■ローラ メルシエ シークレットカモフラージュ
■ケサランパサラン アンダー トーン ライトアップ オレンジ、同 ヴァニラ(ともに生産終了)
■イヴ・サンローラン・ボーテ ラディアント タッチ
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ユニークな使い方をする個性派ファンデーション。
ボビイ ブラウンのこのパレットはファンデーション20色とコンシーラー27色がセットされていて、1品でベースメイクを仕上げられるアイテム。色のトーンが多いし、パレット内で色をミックスしたりもできるので、とても使いやすいです。ファンデのほうはマットまでいかないけれどツヤは控えめで、カバー力はしっかりめ。ツヤ感をおさえたいときや、少しメイク感を出したいときに使っています。ミツヨシの“白ファンデ”は、本人のスキントーンより明るめにしたいときに使うアイテム。肌なじみがすごくよいので、白いヴェールを1枚かけたみたいに、ほんのりトーンアップできる。ステージ用だから汗に強く、重ね塗りしてもムラにならないところも優秀です。
■三善(ミツヨシ) ステージファンデーション・プロ ホワイト
■ボビイ ブラウン BBU PRO FACE PALETTE
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