2021-07-13 函館2歳 1200芝 競馬 皆さん、こんばんは、風の華です。 今週は土曜日、函館競馬場で函館2歳ステークス、日曜日、小倉競馬場でトヨタ中京記念、函館競馬場で函館記念、土日合わせて3レースの重賞が行われます。まず、登録馬が出たのでのせますね。 函館2歳ステークス ポメランチェ 牝2歳 調教師:牧田和弥(栗東) 父:キングカメハメハ 母:オレンジティアラ 母の父:サクラバクシンオー ここに注目! 6月19日のメイクデビュー札幌(芝1200メートル)を、従来の2歳コースレコードを1秒も短縮する1分07秒9の時計で快勝した。母オレンジティアラは現役時代に芝1200メートルで4勝を挙げ、小倉2歳Sでは3着に入った快速馬。スピードの絶対値は一枚上で、主役の座は譲れない。 メリトクラシー 牝2歳 調教師:武幸四郎(栗東) 父:シルバーステート 母:メリオーラ 母の父:Starspangledbanner ここに注目! 父シルバーステートは脚部不安でクラシックシーズンを棒に振ったが、稍重の未勝利で2歳コースレコード(当時)をマークした未完の大器。本馬が産駒のJRA初勝利を飾っている。父の評価を高めるためにも、ここで重賞制覇を目指す。 カイカノキセキ 牝2歳 調教師:池添学(栗東) 父:キンシャサノキセキ 母:カイカヨソウ 母の父:ティンバーカントリー ここに注目! 芝1000メートルのメイクデビュー札幌は開催自体が12年ぶりだったとはいえ、56秒9の2歳コースレコードで勝利。キンシャサノキセキ産駒は2歳戦に良績を残しており、本馬も完成度の高さがセールスポイントだ。一介のスピード馬ではなく、200メートルの延長も不問だろう。 トーセンサンダー 牡2歳 調教師:杉浦宏昭(美浦) 父:トーセンファントム 母:カグラグレイス 母の父:エンパイアメーカー ここに注目! 6月13日のメイクデビュー札幌(芝1200メートル)を、1分08秒9の2歳コースレコードで優勝。1週後にレコードはポメランチェに破られたものの、本馬もスピード能力の高さは折り紙つきだ。重賞で好メンバーがそろったが、ポテンシャルは引けを取らない。 フェズカズマ 牡2歳 調教師:安田隆行(栗東) 父:ドレフォン 母:シナジーウィスパー 母の父:ネオユニヴァース ここに注目! 6月19日のメイクデビュー阪神(ダート1200メートル)を勝利。今回は芝の重賞挑戦になるが、アメリカからの輸入種牡馬ドレフォンの産駒は、JRAでの4勝中3勝を芝で挙げており(7月11日終了時点)、日本の芝への適性は高そうだ。二刀流の活躍を期待したい。 ナムラリコリス 牝2歳 調教師:大橋勇樹(栗東) 父:ジョーカプチーノ 母:ナムラキッス 母の父:マツリダゴッホ ここに注目! 父ジョーカプチーノは現役時代にNHKマイルCを優勝。数少ない産駒の中から重賞ウイナーのジョーストリクトリ(ニュージーランドT)を出したように、優れたスピードを伝えている。相手強化の一戦でも、遜色のない競馬ができそうだ。 リトス 牝2歳 調教師:高橋裕(美浦) 父:シルバーステート 母:カルディア 母の父:ゼンノロブロイ ここに注目! ディープインパクト産駒の父シルバーステートは、本年度期待の新種牡馬。スピードと完成度の高さで、本馬を含めてすでにJRAで4頭の勝ち馬を出している(7月11日終了時点)。キャリア1戦の馬が多い中で、2度実戦を経験していることはアドバンテージになるだろう。 カワキタレブリー 牡2歳 調教師:杉山佳明(栗東) 1570文字 父:ドレフォン 母:カフジビーナス 母の父:ディープインパクト ここに注目! 父ドレフォンは本年度の新種牡馬で、BCスプリントなどアメリカのダート短距離G1を3勝した快速馬。産駒はこれまでにJRAで4勝を挙げ(7月11日終了時点)、上々の滑り出しを見せている。本馬も父譲りのスピードを武器に、重賞タイトル獲得を狙う。