kami552750’s blog

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駄菓子

皆さん、こんにちは、風の華です。

今回は駄菓子を守り続ける企業があるというお話を紹介しますね。

駄菓子は子供頃、よく行きましたね。お店にそれだけ、楽しくて、安い、お菓子が一杯ありましたよね。

懐かし駄菓子を見つけて驚き その陰では低価格を守り続ける企業努力があった

小さい子供の心を鷲掴みにする駄菓子。大人になるにつれて食べる機会が減り、久しぶりに見かけるとノスタルジックな気分に浸れるものだが、そんな中、人気の駄菓子に関するツイートが話題になっている。

 


 

■懐かしの駄菓子を見て…

注目を集めているのは、とあるツイッターユーザーの投稿。「君、前と比べて減ってない?」という軽快なコメントと共に2枚の写真が添えられていた。

その写真には昔懐かしい駄菓子「ミックス餅」が確認できるのだが、コメントと照らし合わせると「内容量が以前より少なくなっている」と感じた様子。

記者も駄菓子を最上級のお菓子として食べていた頃、あの鮮やかなカラーともっちりとした独特の触感に魅了された子供のひとり。おぼろげな記憶では、3個×4列で12個入りだった気がするが…時代の流れで少なくなってしまったのかもしれない。

 


 

■驚きの声が相次ぐ

投稿者に今回の投稿について話を聞いてみたところ、商品は頂き物だったそう。

ただ、「12個入り」だった記憶があるため商品を見た際に違和感を覚えたらしく、「 最近、お菓子の容量やスライスチーズの枚数が減りつつあると思っていて、とうとうここにも影響が出たか? と思いました」と発見時の心境を語ってくれた。

投稿には驚きの声とともに「前はタイルみたいに敷き詰められてましたよね」「懐かしい! 子供の頃にお祭りで買って食べてたなぁ」と商品を懐かしむコメントも。いかに同商品が多くの人に愛されており、かけがえのない思い出の一部になっているのかが伺える。

 

 

■買ってみて衝撃走る…

実状を確認すべく、近隣のスーパーと駄菓子屋をいくつかめぐり、取り扱っていた類似商品を購入。残念ながら「ミックス餅」自体は見つからなかったが、ほか様々な種類が見つかりなんともノスタルジックな気分に。しかしここで違和感を覚える…。

「パッケージが2種類あるぞ…」。そう、記者はてっきり1社が作っているものと思っていたのだが、そうではないらしい。

確認すると、写真の左側4種は共親製菓の商品で、右側3種は富士製菓の商品…そして話題のミックス餅は「明光製菓」の商品だったのだ。

 

 

■低価格を守るため

そこで製造元である「明光製菓」に連絡したところ、取材を快諾してくれた。早速ツイートに関する話を聞くと、「5、6年前ですかね…12粒を10粒に変更しました」と教えてくれる。

どうやら、当初は15粒で10円で販売していたそうだが、原材料の価格の高騰に伴い泣く泣く20円へ値上げしたという。その後も苦しい状態が続くが20円という価格を守り抜くため、個数を減らすという決断に至ったというのだ。

これだけ長い間この低価格を維持できるというのは、相当な企業努力があるからこそなし得るのだろう。

 

バチバチの関係かと思いきや…

なお、前述の「共親製菓」「富士製菓」とは時には原材料の仕入れを一緒に行うなど意外にも親しい関係らしく、「ライバルでありつつも仲間」といった距離感のようだ。

現在明光製菓で取り扱っているのは「ミックス餅」の他に「青リンゴ餅」「フルーツソーダ餅」「コーラ餅」「いちご餅」「こざくら餅」を販売しているそう。ちなみに、最も売れる商品を尋ねたところ「ミックス餅が人気だと思います」とのこと。

商品の個数が減ったというのは事実だが、それは可能な限り据え置きの価格で商品を楽しんでほしいという信念によるものだったのだ。