中学生がトイレの
皆さん、こんにちは、風の華です。
中学生がトイレの天井の上に防犯カメラを設置について紹介しますね。
中学校がトイレの天井に防犯カメラを設置 「いじめやたむろを監視」に賛否両論
集団による陰湿で危険ないじめが、中学校のトイレ内で行われることは確かにある。
イギリス・ダラム州のある公立中学校で、夏休み中に防犯カメラがトイレに設置された。陰湿で残酷ないじめや暴行の多くがトイレで行われているという理由からだが、保護者からは「プライバシーの侵害だ」という批判の声が殺到しているという。
ダラム州の『ノーザンエコー』紙が伝え、『Mirror』など海外メディアが続いたことから、この話題は世界に拡散中だ。
■夏休み中にこっそり設置
問題となっているのは、ダラム州ダーラム市にある公立中学校のフラムウェルゲート・スクール・ダーラム。夏休み中、各トイレの共同部分の天井にこっそりと防犯カメラを設置したといい、この学校に娘を通わせているアンディ・ブラックさんほか、多くの保護者が激怒している。
子供たちはその監視方法に恐怖や恥ずかしさを感じている、生理がある女の子がかわいそう、無断撮影は違法だ、プライバシーの侵害だ、などと抗議の理由もさまざまだ。
■「極秘の設置に問題はない」
これに対し、アンディー・バイヤーズ校長は、トラブルが起きたとき以外は防犯カメラの映像は見ないこと、録画の対象は個室ではなく共有部分のみであることを理由に挙げ、「いじめなどの陰湿な行為が起きない安全なトイレにすることが目的。ぜひご理解とご協力を」と訴えている。
さらに「防犯カメラはこちらに無断で設置された」というブラックさんの抗議の手紙には、「極秘の設置は学校運営に関する州の規定でも許可されている」と反論。
さらに、雰囲気の悪い子たちがたむろしているからトイレに行くのが怖いという声が、以前から上がっていたことを説明している。
■学校の考えを理解する人も
この話題を伝えた『ノーザンエコー』紙電子版には、読者からたくさんのコメントが寄せられた。「生理もあるし、中学生の女の子にこれはキツイ」「何でも監視、監視って学校は刑務所か」といった声が目立つ。
その一方で、学校側に理解を示す人も少なくない。「公共トイレに防犯カメラは付き物。個室じゃなければ無断設置でも違法性はない」「いじめ防止や安全な利用のためという目的は優先されるべき」といった声があるようだ。
■死角の監視だけでいいのか
学校のいじめ問題で、トイレが集団による陰湿で危険な行為の温床となりがちなことは、多くの人が理解している。だが、トイレや体育館の裏などの“死角”を監視するだけでは、いじめはなくならない。
防犯カメラの設置に甘んじることなく、いじめが起きたときには、教師や学校側の積極的で熱心な介入と正しい導きが何より求められているということを、学校側はしっかりと理解する必要があるだろう。
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