kami552750’s blog

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殺人心理

皆さん、こんばんは、風の華です。

私は、大変昔から心理学ってものに興味がありました。

種類もいっぱいありますが「日常生活での心理」「会社で仕事をしている心理」

「デート(好きな人といる時の心理」「殺人者の心理」考えれば考えるほど人の心理ってのはありますよね。

私は、特に今回「殺人者の心理」について紹介していこうと思います。

【人を殺す心理】殺人事件はなぜ起きる?そしてどう減らす?

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人が人を殺す「殺人」。なぜ殺人は起きるのでしょうか。

一口に「殺人」といっても、いろいろなパターンがあり、それぞれの事件が起きる原因も異なります。 加害者と被害者の関係性、どんな心理、背景があって殺人事件は起きるのでしょうか。

遺体をバラバラにする連続殺人など猟奇的な事件に注目が集まりがちですが、日本で起きている殺人のほとんどは家族・顔見知りが犯人という現実もあります。殺人事件を減らすためには何が必要かについても考えます。

連続殺人、大量殺人の心理

遺体をバラバラにする連続殺人や一度に多くの人を殺す通り魔事件などの大量殺人の心理について見ていきましょう。

連続殺人の特徴と心理

連続殺人とはある期間にわたり、殺人が何度も繰り返されるケースです。 金品が目的の強盗殺人、恨みなどが原因の殺人と異なり、「人を殺すこと」そのものが目的です。「被害者が苦しむ姿を見るのが楽しい」「血を見ると興奮する」といった心理で、殺人に快感や性的興奮を覚える快楽殺人であることが多く、殺害の方法や殺害後に相手の遺体をバラバラにするなど遺体の扱いについてもこだわりがあります。

猟奇的事件として世間の注目を集めることが多いタイプの殺人です。 快楽殺人は相手を苦しめて性的な興奮を得ようとする性的サディズムと関連があると考えられているほか、性格に極端な偏りがある精神病気質者(サイコパス)やパーソナリティー障害との関連も指摘されています。

 

大量殺人を引き起こす心理

大量殺人とは1度に複数の人を殺害するケースです。通り魔事件などが典型で社会への怒りや復讐心が動機となっていることが多いといわれています。犯人は普段から挫折や絶望を感じて生活しており、「自分の人生がうまくいかないのはすべて周りや社会のせいだ」「社会に復讐してやる」といった心理で犯行に及ぶのです。

また、自殺願望がある者の中には,自分一人で死ぬのは納得がいかないと周りの人を巻き添えにする者もいます。「自分はこんなに社会を騒がせてやった」という自分の存在を誇示したい心理があり、殺人を犯した結果、「死刑になりたい」と望むこともあります。つまり,死刑になるようなことをすることで,世間に認めてもらいたいという心理が働くのです。 大量殺人の犯人にも精神病気質者(サイコパス)、パーソナリティー障害が疑われることもあります。

それらの人々は,人に共感したり人の気持ちを思いやったりすることがありません。人の苦しみは自分の苦しみではなく,人の苦しみが自分の喜びとすら感じます。自らが虐待されてきた結果,感情が鈍磨したと考えられるケースもありますが,理解が難しいケースもあります。

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ドイツの犯罪学者ヘンティッヒは殺人を5つに分類しました。一口に「殺人」といっても様々なパターンがあります。それぞれどんな心理が働くのでしょうか。

 

 

1.利欲殺人

強盗殺人が典型例。金品を奪うために行う殺人で誘拐殺人も含まれる。殺人目的ではない。

2.隠蔽殺人

口封じのための殺人。犯罪行為を目撃されて口封じのために殺す。共犯者の殺害、レイプ被害者の殺害も含まれる。「バレたらやばい」「警察につかまりたくない」という心理で殺人を起こすパターン。

3.葛藤殺人

「怨恨」や「痴情のもつれ」など憎しみや嫉妬などの精神的葛藤が原因となる殺人。親密な人間関係の間で起こることが多い。これまで暴言を吐かれ続け、かっとなって殺したり、「これ以上は耐えられない。許せない」という心理で殺人を犯してしまう。

4.性欲殺人

性的欲求を満たすために殺す。レイプして殺すまでが性行為の代償となっている。レイプし人を殺すのが愉快、興奮する心理で犯行に及ぶ。

5.無定型群

上記の1から4に当てはまらない殺人。政治犯による犯罪など。

 


 

 

日本で起きる殺人事件の犯人のほとんどは顔見知り・家族

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猟奇的な殺人事件に注目は集まりがちですが、日本の殺人事件の大部分が家族、顔見知りによる犯行です。

警察庁のまとめによると、平成26年に検挙された殺人事件は872件。そのうち670件が家族や顔見知りによる犯行で約8割を占めます。最近では高齢化社会を反映して、介護疲れによる殺人や高齢の親による子殺しが増加傾向にあります。平成30年版犯罪白書によると、高齢者が犯した殺人事件の7割が配偶者や子供などを殺害する親族殺です。 介護する側が認知症や体の動かない配偶者を殺害するケースでは「これ以上、生きていても仕方ない」「私が死んだらどうなる」と悲観する心理が背景にはあるのでしょう。

また、引きこもりなどの問題を抱えた子供に暴力を振るわれた末に殺害したりする事件が増えています。これまでの積み重ねもあり、暴力や暴言でかっとなって殺してしまったり、「親が死んだらどうなるのか」と悲観する気持ち、「周りに迷惑をかけたくない。知られたくない」という心理が殺人という結果を招くこともあるのかもしれません。

介護や引きこもりなど問題を抱え込んで社会から孤立し、密室となった家庭で追い詰められた高齢者が殺人を犯してしまうのです。同白書は地域の福祉、医療機関、専門家との連携を殺人事件防止の対策としてあげています。

 

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殺人事件を減らすには

先にも述べたように、近年では介護疲れによる殺人や長年引きこもっていた子供を高齢の親が殺害する事件が増えています。

2019年、70代後半の農林水産省事務次官が40代の長男を殺害した事件で、元事務次官は「長男は引きこもりがちで家庭内で暴力を振るうこともあった」「周囲に迷惑をかけたくないと思った」と語ったたそうです。

また、2008年に東京都秋葉原で起きた秋葉原通り魔事件の犯人は「何もかもうまくいかなった」と述べており、社会に対して「拒絶されている」という怒りを持っていたようです。

これらの例は、早い段階で加害者の問題が解決できていたら事件は起こらなかったかもしれません。悩みや困りごとが相談できる、助けてと言える環境が殺人事件を減らすためにも大切ではないでしょうか。